概要
Jetson Nano の 開発環境として eclpse 系の開発環境を使用しようと思いましたが、エラーが発生するため諦めました。以前少しだけ使用したことのある、Visual Studioによるリモートデバッグを試行することにしました。
Visual Studio 2019 Community
インストール
全てチェックしておりよくわからないが、C++によるLinux開発を選択していれと思われる。プロジェクト作成
C++/Linux でフィルタリングをするとプロジェクトは以下の通りあり。今回はコンソールアプリを選択。- 共有アイテムプロジェクト
- コンソールアプリ
- 空のプロジェクト
- Raspberry Pi の点滅
- メイクファイルプロジェクト
- CMakeプロジェクト
1,6 はLinux以外でも動作させるプログラムを作るようですが、Jetson Nano のみで動かす分にはちょっと邪魔臭いです。
4 は生成されるソースが、Raspberry Pi の部分が生成されますが削ってしまえばビルド・実行はできます。
ビルド
Jetson Nano
Jetson Nanoのほうでは以下の設定が必要になります。
- SSHによる接続設定
- rsyncのインストール( apt install rsync)
ファイルをコピーしてビルドするような形態になっており。CMakeプロジェクトで行ったときには、rsyncがjetson側にインストールされていなかったため、rsyncを導入する必要がありました。
Visual Studio
初めての場合は Jetson Nano への接続の設定をする必要があります。
ARM64のとなりの、緑の三角の部分をクリックすると、以下の画面が現れますので、SSH接続の設定を行います。
初めてでない場合は、設定画面からアクセスして追加します。
Jetson とVisual Studio の設定ができれば、ビルド・デバッグに成功すると思います。
感想
VS2017で Linux ビルドを試していたときは、Linux 側の include / lib を Windows 側にもって来ないといけないため非常に大変でした。
Linux 側へソースをコピーしてビルドする形態なので、その必要がなくて結構いい感じに思えます。
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